会社設立時に必要の書類

 会社設立時に揃えておく必要のある書類


会社設立時に、まず考える必要のある事は起こそうとする会社をどんな企業にするのか、その目的と将来像を描く事です。

目的や将来像の具体的な物が無ければ、所有している資産を、そして保持している資格や技能をどのように生かしていくべきなのか、その方法すら思い浮かべる事は出来ません。

企業の骨格となる仕事を決定し、その仕事を受注できる目処を確かなものとするところから会社設立は始まっていると言えるでしょう。

更に必要となる初期投資を賄うと同時に、資本金として保持し得る資金調達の目処、そして企業の運営を担える事の出来る人材、その他、様々な要素を一つ一つ揃えていかなければならないのです。

しかし、この段階で、会社設立の準備が終わるわけでは有りません。

会社と言うものは、法務局への登記が済んで初めて企業としての営業活動が可能となるものなので、登記に必要な様々な書類、その他を準備する必要が生じます。

まず、準備する必要の有るものとして、会社の目的や様々な決定事項を記したものを用意する必要が有ります。

これは、後に提出を必要とする書類ではないのですが、その後に提出を必要とするものの基準となるものなので曖昧な決定などは避け、具体的な記述を残しておくべきです。

次に、定款の作成と認証。

但し、認証を受ける際には会社設立をしようとする発起人全員の実印、並びに印鑑証明が必要となりますし、その後の手続等においてもすぐに必要となることが明らかな会社の代表印、銀行印そして社印等もこの段階で揃えておく事が、スムーズな会社設立を可能にします。

定款の認証を受けた後は、出資の履行、そしてその証明書を取り寄せ、更には代表取締役及び各取締役の選任、そして監査役の選任を証明するもの、そして所在地を明らかにしたもの等、必要となる書類は多様なものを準備する必要が有るのです。

これら全ての書類が揃ったとしても、まだ会社設立と言う事にはなっていません。

これまでに揃えた各種の書類の他に、法務局への登記申請を願い出る会社設立登記申請書の作成、そして法務局への提出を済ませ、その申請が認められて初めて、会社設立を成し遂げ、目的としていた事業活動の実行に移る事ができるのです。

以上のことでも判るように、会社設立というものは、簡単に済ませる事の出来るものではないのです。

しかしながら、大きな夢を抱き、経済活動という舞台の上で、自らの実力を試す事は、会社の発展という成果以上に個人の資質を、そして魅力を引き出してくれるものに違い有りません。”